風邪をひいた同僚や、体調を崩している友人に「お大事に」と声をかけたいとき、英語で何と言えばいいか迷ったことはありませんか?日本語の「お大事に」は一言で深い思いやりを伝えられる便利な言葉ですが、英語には完全に一致する表現がなく、状況によって使い分ける必要があります。
この記事では、相手や状況に合わせて使える、ネイティブの自然な「お大事に」の英語表現を例文付きで詳しくご紹介します。
この記事でわかること
- 定番の「お大事に」フレーズ
- カジュアルな場面での使い方
- ビジネスでも使える丁寧な表現
まずはコレ!「お大事に」の最も一般的な英語表現
「お大事に」に最も近い、定番の英語フレーズが Get well soon. です。直訳すると「早く良くなってね」という意味で、病気や怪我をした相手に対して幅広く使うことができます。
友人、家族、同僚など、相手を選ばずに使えるオールマイティな表現なので、まずはこれを覚えておけば間違いありません。口頭で伝えるのはもちろん、メッセージカードやメールにも使えます。
例文1
I heard you have a cold. Get well soon.
(風邪をひいたと聞きました。お大事に。)
例文2
We miss you at the office. Get well soon!
(オフィスにあなたがいないと寂しいです。早く良くなってくださいね!)
例文3
I’m sorry to hear about your accident. Get well soon.
(事故に遭ったと聞いて残念です。お大事に。)
【シーン別】ネイティブが使い分ける「お大事に」の英語表現
Get well soon. は非常に便利ですが、ネイティブは相手との関係性や状況の深刻さに応じて、様々な表現を使い分けています。より気持ちが伝わるフレーズを学んでいきましょう。
友人や家族へのカジュアルな「お大事に」
親しい間柄の相手には、よりシンプルで温かみのある表現が好まれます。「早く治して!」というよりは、「無理しないでね」「ゆっくり休んでね」といったニュアンスのフレーズがよく使われます。
- Take care.: 「体に気をつけてね」「無理しないでね」という意味で、日常の別れ際の挨拶にも使いますが、体調が悪い人にかける言葉としても定番です。
- Hope you feel better soon.: 「早く気分が良くなることを願っているよ」という、Get well soon. よりも少し柔らかく、優しい響きのあるフレーズです。
- Rest up.: 「しっかり休んでね」「静養してね」という意味で、相手に休息を促すときに使います。
例文1
I’m heading home now. You take care.
(もう家に帰るね。お大事にね。)
例文2
I hope you feel better soon. Let me know if you need anything.
(早く良くなるといいね。何か必要なものがあったら教えてね。)
例文3
You look pale. You should go home and rest up.
(顔色が悪いよ。家に帰ってしっかり休んだほうがいい。)
同僚や上司への丁寧な「お大事に」
ビジネスシーンでは、より丁寧でフォーマルな表現が求められます。相手の回復を願う気持ちを、礼儀正しく伝えましょう。メールやチャットで使うことも多い表現です。
- I hope you recover quickly.: 「早いご回復をお祈りしております」という丁寧な表現です。
- Wishing you a speedy recovery.: 「迅速な回復を願っています」という意味で、メッセージカードやメールの結びの言葉として非常によく使われます。
- Please take your time to get well.:「どうぞご無理なさらず、時間をかけて治してください」という、相手を気遣う思いやりのあるフレーズです。
例文1
We are thinking of you and hope you recover quickly.
(私たちはあなたのことを案じており、早いご回復をお祈りしています。)
例文2
Dear Mr. Smith, Wishing you a speedy recovery. Best regards, Taro.
(スミス様、迅速なご回復を願っております。敬具、太郎)
例文3
There is no need to worry about work. Please take your time to get well.
(仕事のことはご心配なく。どうぞゆっくり療養なさってください。)
これはNG?「お大事に」を英語にするときの注意点
相手を気遣うつもりの言葉が、かえって相手を傷つけてしまう可能性もゼロではありません。特に、重い病気や長期の療養が必要な方に対しては、言葉選びに注意が必要です。
“Get well soon.” は「すぐに治る」という前提が含まれるため、深刻な状況の相手に使うと、プレッシャーを与えてしまったり、無神経に聞こえたりすることがあります。
そのような場合は、「早く治して」と回復を促すのではなく、“I’m thinking of you.”(あなたのことを想っています)や “We are all here for you.”(みんながついていますよ)のように、相手に寄り添う気持ちを伝える表現を選ぶのが最も適切です。
一緒に使える!便利な関連フレーズ
「お大事に」の言葉とあわせて使える、相手を気遣う便利なフレーズをご紹介します。
- 無理しないでね: Don’t push yourself too hard.
- 何か手伝うことはある?: Is there anything I can do?
- ゆっくり休んでください: Please get plenty of rest.
- ご自愛ください: Please take good care of yourself.
- お医者さんには診てもらった?: Have you seen a doctor?
- 返信は不要です: No need to reply.
- 心配しないで: Don’t worry about it.
- いつでも連絡してね: Feel free to contact me anytime.
まとめ
今回は、「お大事に」を伝えるための様々な英語表現をご紹介しました。
- 最も一般的なのは Get well soon. で、どんな相手にも使える。
- 友人には Take care. や Rest up. などカジュアルな表現が使える。
- ビジネスでは I hope you recover quickly. のように丁寧な言葉を選ぶ。
- 重い病気の相手には、回復を急かさず、寄り添う気持ちを伝えることが大切。
たくさんのフレーズがありましたが、一番重要なのは相手を思いやる気持ちです。状況に合わせて最適な表現を選び、あなたの温かい気持ちを伝えてみてください。














